挿頭 上巳の桃
¥6,600
古くの日本では、人の身体を模した形代に、自身の穢れを人形へ移し流す「流し雛」がありました。
穢れは、罪だけでなく、風邪や健康不良等も穢れとして捉え、人形へ移し穢れを祓います。
古くからの習わしに、形代に日頃の厄を移し、それを舟にみたてた藁で編んだ桟俵に乗せ流す、「流し雛」があります。
流し雛の歴史は古く、源氏物語にも描かれています。
当店の桟俵は、厄を乗せた桟俵が遠くの方まで流れていくよう願い、舟となる桟俵の縁を二重に仕立てています。
現代では、環境への配慮の観点から、流すことは難しいですが、室礼として、お楽しみいただけましたらと存じます。
大きさ 約13cm
※一点づつ手製で仕上げております。サイズが異なることがございます。
ご了承くださいませ。