流し雛
¥3,800
手漉き和紙で挿頭を仕立てました。1花づつ花弁を手染めしております。
挿頭(かざし)は、平安時代の貴族を中心に盛んに取り入れられた飾りで、冠や烏帽子に季節の花を挿していました。
元は、植物の生命勅を取り入れるという考えや、季節のその時々の花を用いることで時代の流れに乗るという意味がありました。
はじめは、本物の草花を使用していましたが、平安時代には絹や紙を用いた造花で仕立てるようになりました。
こちらは、昔のように冠や烏帽子に挿すこともできますが、季節の室礼としてお楽しみいただけましたらと思います。
サイズ約13cm
化粧箱(桐箱)入り
※一枚づつ着彩しております。色がわずかに異なることがございます。